紫外線と目
- Sakura
- 7月17日
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更新日:7月19日
日本では1990年以降の30年間、紫外線量が上昇し続けています。気象庁のデータによると、1990年の観測開始以降、10年あたりで+4.6%(33.0 kJ/m2)増加しており、今後も時間の経過と共に増加し続けることが予測されています。

つくばの紅斑紫外線量年積算値の経年変化
※気象庁より転載(気象庁 | オゾン層・紫外線の診断情報 | 紫外線の経年変化)
紫外線対策として一般的にUVカットの洋服やスカーフ・手袋、日焼け止めなどが有効とされています。しかし、目の紫外線対策はあまり着目されていません。紫外線の過剰暴露は翼状片、白内障の進行を促進させてしまいます。特に核白内障の進行はピント調節機能の低下につながることから、老眼が進みやすくなる可能性が指摘されています。UVカット付きコンタクトレンズや眼鏡、サングラス使用者の方は白内障の進行が遅くなることも報告されています。
また、紫外線の暴露は幼少期の影響が大きいことから、お子様が屋外で過ごす機会にはより注意が必要です。目は体で唯一むき出しの臓器で、紫外線のダメージを直接受けます。お肌と同様に、目も紫外線対策を行っていただけますと幸いです。
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