

眼球内腫瘍術後の眼球運動障害
2年ほど前に眼球内腫瘍摘出手術を受けられたお客様です。腫瘍摘出後、眼球運動障害によって両目での見え方が安定しないことにお悩みでした。手術を行ったのは左目です。しかし、術後は両目とも内斜視傾向が強くなり、眼球運動障害によって遠近感(距離感)の知覚が難しい状況でした。街中でよくつまずいたり、壁にぶつかってしまう頻度が多くなり、 ADL( Activities of Daily Living )は低下 。そこで内斜視の抑制と眼球運動障害のケアを目的としたレンズの作製をご依頼をいただきました。 画像①:2025/05の眼球運動検査(HESS) 画像②:2025/09の眼球運動検査(HESS) 画像①の結果から、左目の眼球運動障害が確認されます。また左右眼ともに眼球の内旋傾向(内斜視)が示されています。レンズ装用後4ヶ月の画像②の結果では、左目の眼球運動障害、眼球の内旋(内斜視)が少し抑制されています。歩いていても4ヶ月前より転倒・壁にぶつかる頻度が減少し、通院先のリハビリテーション病院ではADL指標の改善が確認されているそうです。今回はケースでは眼科医、
Sakura
10月16日読了時間: 2分
レーシック術後のリカバリーレンズ
ご相談内容:「この1・2年で遠くも近くも見えにくくなりました」 レーシック手術を15年前に受けられたお客様です。術後の視力は両目とも(2.0)でした。しかし、2年ほど前から遠視と乱視が急速に進行し、遠くも近くも見えづらくなってきたとのことです。同時に頭痛と眼精疲労の頻度も多...
Sakura
9月10日読了時間: 2分
網膜剥離術後のリカバリーレンズ
ご相談内容:「網膜剥離の手術後、頭を傾けて見ないと焦点が定まりません」 網膜剥離の手術を受けられたお客様です。網膜剥離の術式の一つにバックリング手術があります。 眼球の外側からシリコン製のスポンジを縫い付けて眼球を凹ませ、網膜を元の位置に戻します。 合併症として、...
Sakura
5月16日読了時間: 2分
多焦点眼内レンズ挿入後のリカバリーレンズ
ご相談内容:「遠く近くともにボヤけた視界になって困っているんです。特に大好きな本が読めなくなって困っています」 多焦点眼内レンズ挿入後、視力低下にお悩みのお客様です。手術後の遠方視力は右(0.7)左(0.6)両目(0.9)、近見視力は右(0.2)左(0.3p)、目の屈折状態...
Sakura
4月18日読了時間: 2分
多焦点眼内レンズ挿入後のリカバリーレンズ
ご相談内容:「白内障手術後、遠くも近くも見えにくいんです。信号も2つ見えるようになりました」 多焦点眼内レンズ挿入後、視力低下にお悩みのお客様です。手術後の遠方視力は右(0.4)左(0.3)両目(0.5)、近見視力は右(0.3)左(0.3p)、目の屈折状態は少し遠視側に矯正...
Sakura
1月30日読了時間: 2分