Do Blue-blocking Lenses Reduce Eye Strain From Extended Screen Time? A Double-Masked Randomized Controlled Trial
- Sakura
- 2024年8月31日
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更新日:4月28日
Singh S, Downie LE, Anderson AJ. Do Blue-blocking Lenses Reduce Eye Strain From Extended Screen Time? A Double-Masked Randomized Controlled Trial. Am J Ophthalmol. 2021 Jun;226:243-251.
題名:ブルーライトカットレンズは、長時間のスクリーンタイムによる眼精疲労を軽減しますか?二重盲検試験による検討。
目的:ブルーライトカットレンズが、コンピューターの使用に伴う眼の徴候や眼精疲労の症状を軽減するのに効果的かどうかを調査することです。
研究デザイン:Double-masked, randomized controlled trial.
方法:目の症状がある120人のコンピューターユーザーが、「肯定的」または「否定的」のアドボガシー群に(1:1)割り当てられました(無作為)。参加者はさらにサブランダム化(1:1)され、プラセボ、またはブルーライトカットメガネのいずれかを使用しました。すべての参加者は、積極的な介入を受けたと信じており、割り当てられた眼鏡介入を着用しながら、2時間のコンピュータータスクを実行しました。事前に規定された主要評価項目は、眼精疲労症状スコアとフリッカー値(CFF、眼精疲労の客観的尺度)の平均変化(コンピューター前のタスクから差し引いた値)でした。この研究では、臨床医が介入を提唱したことが(肯定的または否定的)臨床転帰を調節するかどうかも同時に調査しました。
結果:一次解析では、CFFについて、アドボガシー郡(陽性または陰性、p = 0.164)および眼鏡介入群(ブルーライトカット眼鏡またはクリアレンズ、p = 0.304)に有意な影響は認められませんでした。同様に、眼精疲労症状スコアについても、支援郡(p = 0.410)または眼鏡レンズの種類(p = 0.394)に差は認められませんでした。
結論:ブルーライトカットレンズは、標準的なクリアレンズと比較して、コンピューターの使用による眼精疲労の兆候や症状を変化させません。また、臨床医が介入を提唱しても、アウトカムに関係はありませんでした。 ポイント:ブルーライトを抑制すると近視進行のリスクが指摘されていることから、小児での使用は推奨できません。ただし、夜間のブルーライトは睡眠の妨げになることも報告されていることから、夜九時以降のデジタルデバイス使用は避けることが推奨されています。
