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​ブログでは視覚に関する論文紹介を中心に更新しています。

The Effect of Exercise on Intraocular Pressure and Glaucoma

  • Sakura
  • 2024年10月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月28日

Gildea D, Doyle A, O'Connor J. The Effect of Exercise on Intraocular Pressure and Glaucoma. J Glaucoma. 2024 Jun 1;33(6):381-386.


題名:眼圧と緑内障に対する運動の影響


目的:緑内障は、世界中で不可逆的な視力喪失の最も一般的な原因です。眼圧(IOP)の上昇は、この疾患の最も重要な危険因子です。運動は眼圧(IOP)の変化をもたらすことが知られています。このレビューの目的は、眼圧(IOP)と緑内障に対する運動の効果を調査することです。


方法:複数の文献データベースを包括的に検索しました。Medline、EMBASE、およびCochraneライブラリを使用して関連する用語を検索しました。16件のオリジナル研究がレビューに選ばれました。


結果:さまざまな強度と種類の運動は、IOPに異なる影響を及ぼします。中強度の有酸素運動はIOPの一時的な減少をもたらしますが、高強度の抵抗運動とウェイトリフティングはIOPの一時的な上昇につながります。運動とより高いレベルのフィットネスが緑内障の発症を防ぐ可能性があることを示しており、毎日の身体活動の増加は、緑内障患者の視野の進行が少ないことと関連している可能性があります。このレビューで取り上げた研究の一部には緑内障の二次的原因が含まれていますが、この知見は原発性開放隅角緑内障に大きく適用されます。


結論:有酸素運動は緑内障の管理において進行の抑制に有益である可能性が示されました。しかし、より詳細に検証するには、さらなる縦断的研究が必要です。

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