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​ブログでは視覚に関する論文紹介を中心に更新しています。

The Relationship between Language and Technology: How Screen Time Affects Language Development in Early Life-A Systematic Review

  • Sakura
  • 2024年9月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月28日

Massaroni V, Delle Donne V, Marra C, Arcangeli V, Chieffo DPR. The Relationship between Language and Technology: How Screen Time Affects Language Development in Early Life-A Systematic Review. Brain Sci. 2023 Dec 25;14(1):27.


題名:言語とテクノロジーの関係:スクリーンタイムが幼少期の言語発達にどのように影響するか:システマティックレビュー


目的:スクリーンタイムとは子供がテレビ、コンピューター、スマートフォン、またはその他のデジタルメディアに触れる時間を指します。生後数年間のスクリーンタイムが長くなると、子供の認知能力、特に言語習得に影響を与える可能性があります。PRISMA-Pガイドラインに従って、スクリーンタイムが子どもの言語発達に及ぼす影響に関する入手可能な文献を調査する目的で、システマティックレビューが行われました。


方法:このレビューでは18件の論文を使用しました。


結果:レビューした論文では、生後2年間における長時間スクリーンタイムが理解力の観点から、言語発達とコミュニケーションスキルに悪影響を与える可能性が示唆されています。さらに、幼少期の画面への過度の曝露は、全体的な認知発達、特に環境刺激、社会的経験、問題解決、および他者とのコミュニケーション(会話のリズムと役割の交代など)への注意機能に影響を与える可能性があります。


結論:私たちのシステマティックレビューは、就学前のスクリーンタイムが子どもの認知発達と言語発達に悪影響を与えるという考えを支持していました。中でもテレビは、受動的な方法で使用され、子供の処理モードに適さない言語やコンテンツによって特徴付けられることが多いため、子供のスキルに最も有害なメディアであると考えられます。今後の研究において、携帯電話やタブレットなど、子どもが幼い頃に持つデジタルメディア、ソーシャルネットワークといったオンライン世界との関わり方について、調査することが必要です。

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