網膜投影型AIスマートグラス
更新日:9月28日
ご相談内容:「網膜投影型AIスマートグラスに遠近両用レンズを加工してほしいです」
今回は、網膜投影型AIスマートグラスへのレンズ加工についてご相談いただきました。このタイプのAIスマートグラスは、一般的なスマートグラスのようにレンズ面そのものに画像や文字を表示する方式とは異なり、映像情報を眼に届ける独自の表示方式を採用しています。そのため、通常の視界を確保しながら、メールやメッセージ、ナビゲーションなどの情報を視覚的に確認することができます。「名探偵コナン」に登場する江戸川コナン君の眼鏡のように、レンズ上に画像が浮かび上がるタイプをイメージされる方も多いと思いますが、今回のスマートグラスは少し仕組みが異なります。

従来のAIグラスとの違い
従来のAI・ARグラスでは、テンプル内部などに配置されたマイクロプロジェクターからの光を、ウェイブガイドと呼ばれる光学構造を通して表示する方式が広く用いられています。
この方式では、レンズ自体に特殊な光学構造が組み込まれているため、視力が変化してレンズ交換が必要になった場合には、メーカーへ送付して専用レンズを製作・交換する必要がある製品もあります。その分、一般的な眼鏡レンズと比較すると、交換費用や作製期間が大きくなる場合があります。一方、今回ご相談いただいた網膜投影型AIスマートグラスでは、通常の眼鏡レンズを組み合わせることができます。そのため、視力の変化があった場合にも、一般的な眼鏡と同じように度数を調整しながらレンズ交換を行うことが可能です。今回は、お客様の使用環境に合わせて遠近両用レンズを加工しました。
さまざまなレンズに対応できます
通常の眼鏡レンズを使用できる構造であれば、遠近両用レンズだけでなく、用途に応じてさまざまなレンズを選択できます。たとえば、遠近両用レンズ / プリズムレンズ / カラーレンズ / 調光レンズ / 遮光レンズなど、ご使用目的や視機能に合わせたレンズ加工が可能です。スマートグラスは、これまでの「情報を見るためのデバイス」から、日常生活の中で視覚情報を自然に受け取るためのデバイスへと進化しつつあります。将来的には、スマートウォッチやスマートフォンとは異なる新しい情報端末として、さらに幅広い用途で活用されていくかもしれません。今後どのように発展していくのか、とても楽しみな分野です。
AIスマートグラスの度付きレンズや遠近両用レンズへの交換をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
※AIスマートグラスのレンズ交換については、製品の構造やメーカー保証などに関する免責事項がございます。詳しくはお問い合わせください。※製品によってはレンズ交換ができない場合があります。事前に現物を確認したうえで対応可否を判断いたします。※文章・画像の無断転載を禁止します。
